妊娠するとなにかとトラブルが付きもの。
そんな中でも、マイナートラブル「血管迷走神経反射」を紹介します。
ほとんどの人が聞いたことがないでしょうが、妊婦さんやそうでない人でも誰にでも起こりうるものです。
かく言う私も、第2子の妊娠初期(妊娠9週)の採血でぶっ倒れました。
前置きをしておくと、私は今まで注射をして倒れたことは1回もありませんでした。
今回なぜ倒れたかというと、迷信だと思っていた「2人目つわりが酷い説」が立証されたからです。
今回ご紹介するのは
- 血管迷走神経反射とは?
- 私が体験した症状と対処法
いま妊娠していて採血とか予定がある人は、予備知識としていれておくことをお勧めします。
血管迷走神経反射とはなんぞ?
めちゃめちゃ長ったらしく言ってますが、平たく言うと「脳貧血」です。
症状としては、激しい吐き気・冷や汗・めまい・耳鳴りなんかがあります。
酷くなると倒れます。
脳貧血になった時の状況
正常妊娠の診断をしてもらった時(3ヶ月〔8週〕)にはすでにつわりが始まっていて、食べれない・飲めないで体重も2週間で5Kg以上減りました。
今まで注射で倒れたこともなかったので、いつものように椅子に座って採血してもらいました。
採血が終わり待合室の椅子に座って次の検査を待っていると、採血後2~3分で強い吐き気がしてきました。
トイレに行こうとしても足に力が入らず、耳鳴りと冷や汗までしてきてパニックに、幸いに近くにいた看護師さんに気付いてもらえて手を借りながらベッドに横になりました。
幸い大事には至らなかったですが、なんせ初めてのこと、先生になにが原因か尋ねたところこう説明してもらえました。
原因は?
先生曰く、原因はいくつかあるみたいです。
- 注射による恐怖・不安(血を見る・痛みなど)
- 体調不良・水分不足(つわりが大きな原因です…)
- 寝不足(昼夜問わずのつわりのせい)
上記3つに当てはまる最悪のコンディションのなか、初期検査ということで注射器1本分(20mlぐらい)採血しました。
「そのせいで循環する血液量が低下して脳貧血になったんだろう」と先生に言われました。
一般的な貧血は血液のヘモグロビンが低い状態のことを言うので、今回の「脳貧血」とは別物です。
対処法
今まで倒れたことなかった人でもなる可能性があります。
本当に突然なることがあるので、
- 採血・注射後は椅子に座っておく
- ベッドで寝ながら採血してもらう
この2つを覚えておくと、突然なった時でも転倒防止にもなりますし安全です。
なったとしても
いきなり体調が悪くなると赤ちゃんになにかあったのか不安になりますが心配ありません。
大抵の場合、ベッドに横になって数分で回復します。
その間に看護師さんたちが血圧なんかをみてくれるので心配ありません。
少しでも異変を感じたらすぐに看護師さんに言ってください。
「ちょっと気持ち悪いだけだし」と我慢していると最悪の場合、気を失って転倒する可能性があって母子ともにとっても危険です!!
まとめ
- 体調がすぐれない時は寝ながら採血してもらうようにする
- 脳貧血は一時的なもの、安静すればすぐ回復する
- 我慢せずちょっとした異変を感じたらすぐ言う
迷走神経反射なんて今まで聞いたことがなかったから、今回のことは本当にビックリしました。
「私は健康だし大丈夫!」とは思わず、もしかしたらなるかも?と頭の片隅にでも置いといてください。