多くのママさんが悩んでいる産後太り
妊娠中は赤ちゃんのためにと食事に気を付けていたけど、産まれてからはちょっとした気の緩みが...。
その結果、+10kgを記録しました。
今回紹介するのは
- 産後ダイエットの注意点
- 楽して痩せる方法
産後太りに負けない 太る理由
「産後は自然と痩せるよ!」
そんなことを聞いたからと油断した結果が産後太り
基礎代謝が低下している
妊娠中
- 子宮は妊娠前に比べて20倍の大きさに
- 子宮を守る為に体脂肪が付きやすい
- 骨盤の筋肉はゆるゆる
出産後
- ホルモンバランスの乱れによる冷えなど
- 血液循環が悪くなる
- 慣れない子育てで食事バランスが乱れる
他にもありますが、こういった原因で基礎代謝が低下して脂肪が燃焼されにくくなる=痩せにくくなるんです。
ママの食事が疎かになってる
妊娠中は赤ちゃんのために栄養バランスを考えた食事にめちゃくちゃ気を使ってましたが、産まれた途端に疎かになりました。
慣れない子育てに追われてママの食事はというと、手軽に食べられるパン・カップラーメンなど炭水化物寄りになりがちで野菜を食べる機会がグンと減ります。
妊娠中に蓄えた脂肪たち
女性の体は赤ちゃんを守る為に脂肪を蓄えやすい体になってます。
基礎代謝が低下している妊娠中に蓄えた脂肪はなかなか減ってくれません。
子育てで精一杯で運動らしいことはできないし、それどころじゃないです。
母乳育児でも油断大敵!
「母乳で育ててたら太りにくいよ!」
授乳で痩せると言われる理由
母乳はママの血液から作られています。
母乳を作る・あげるのに使われるエネルギー
普段の生活で使われるエネルギー
普段使われるエネルギー+αでエネルギーが消費されるので痩せやすいと言われています。
母乳を作る・あげるには結構なエネルギーが必要ですが、痩せるかどうかはママの体質、授乳の量なんかで違ってきます。
「私は授乳してるから~」って安心してたくさん食べちゃうと消費されるエネルギーより取り入れるエネルギーの方が多くなって痩せることはありません。
卒乳・断乳してからは、これまでのように食べているとさらにおデブに拍車がかかります。
母乳に使ってた消費エネルギーが必要なくなるんですから当然ですよね。
授乳を終了するタイミングで食生活を見直すことをおすすめします。
産後太りに負けない ダイエットを始めるなら
産褥期のダイエットは避ける
産後早めに体重を戻したいって思いますがダメです。
産褥期(さんじょくき)と言われる産後6~8週間はママの体を労わる期間です。
出産は交通事故で重傷を負ったのと同じです。
私も出産時に出血量【中量】(決まりはあいまいだけど800㎖~ぐらい?)と結構流してます。
この期間に無理してダイエットを始めると、子宮の戻りが遅くなったり高熱、悪露(【おろ】子宮に残った胎盤や子宮にできた傷から出る血などの総称)が長引くことがあります。
ゾウの脚みたいにパンパンでした。
産褥期はこれからの生活に大きく響いてくるので、赤ちゃんのお世話以外ママの体を休めることを最優先にして下さい。
ゆるゆるになった骨盤を早めにどうにかしたい人は骨盤ベルトがオススメ。
使う時は自分で判断せずに出産翌日に先生もしくは助産師さんに相談して装着してもらってください。
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始めるなら様子を見ながら
産後1ヵ月検診の時に赤ちゃんの状態と一緒にママの体の状態も見ます。
この検診で「問題ナシ」と言われてから始めるのがベストです。
ただし、問題がないからといって無理して始める必要はありません。
ホルモンバランスが乱れまくりの影響
- 些細な事でもめちゃくちゃイライラする
- 気分の浮き沈みが激しい
- 体は完全には回復していない
- むくみが酷い
こんな状態でダイエットを始めるのは酷です。
子育てにもちょっと慣れてきて、体調が落ち着いてくる産後2~3ヶ月過ぎた辺りから体と向き合いましょう。
短期間の体重変動は母乳の出にも影響が出ちゃうので要注意。
産後太りに負けない 食事風景
産後太りの原因、それは「赤ちゃんのためにといろいろ食べちゃう」から!
赤ちゃんに栄養をいっぱいあげようといっぱい食べた結果がお肉となりました...。
そんな産後太りを撃退するにはやっぱり食事の見直しです。
和食最強説
産後だけじゃなくてダイエットしている人は和食がベスト!
ダイエット中の食事の注意点は、血糖値の急激な上昇を抑えること。
温かい汁物(味噌汁とか)→野菜→肉・魚なんかのタンパク質→炭水化物の順番が理想の食事です。
ひと口に和食と言っても必ず摂って欲しいのが「発酵食品」
ぬか漬け
ぬか床に漬けることで野菜のビタミンがグ~ンっと増えます。
主に乳酸菌と酪酸菌が入ってます。
特に酪酸菌は熱にも酸にも強くて、胃酸にも負けずに生きたまま腸に届いて善玉菌のエサになります。
味噌
日本人の心、麹味噌・麦味噌・合わせ味噌などいろいろ種類があります。
いろいろな効果もあって、美肌効果・お通じ改善・メラニン生成を抑える・乳がんになりにくくなるなどなど万能調味料!
1日1杯未満の人に比べて、1日3杯以上飲む人は乳がん発生率が40%も下がるという調査報告があります。
塩分が気になる人は、カリウムが豊富な食材(ほうれん草・海藻・サツマイモなど)を合わせると余分な塩分を排出を促してくれます。
味噌の菌は熱に弱く、50℃で死んじゃうから味噌を入れる時は火を止めて少ししてから入れてね。
納豆
発酵食品の代表的存在の納豆
タンパク質・炭水化物・ビタミン・ミネラル・食物繊維・脂質とダイエットに必要な栄養素を全て兼ね備えているパーフェクト食材!
朝食べると、良質なたんぱく質で日中の活動の際に代謝アップ
夜食べると、寝ている間に肌を修復してくれて美肌効果
特に注目なのが「ビタミンK」
ビタミンKは止血の働きを活性化させる大切な役割があります。
産まれたての赤ちゃんはビタミンKが不足しがちで、数回授乳ができたらビタミンK2というシロップが与えられます。
ビタミンKが不足していると、「ビタミン欠乏症」になって体内で出血を起こすことがあるためです。
納豆のネバネバ・匂いが苦手な人はコチラをどうぞ▼
ジャンクフードは控える
百害あって一利なし!
どうしても子育てのストレスで甘い物を食べたり、手軽に食べられるカップラーメンに手が伸びがち。
たまに食べるぐらいなら問題ないと思いますが、常習的に食べてしまうと太っちゃうし乳腺炎の原因にもなります。
成人女性(30代)は1日摂取カロリー2050kcal+350kcalを目安にして下さい。
産後太りに負けない まとめ
- 調子に乗って食べ過ぎないこと
- 産後ダイエットは無理をしない
- ご飯作りがしんどい時は納豆だけは食べて!
食事を作るのもしんどい時ってありますよね。
その前に買い物にも行かないといけないし、子供を連れて買い物ってめちゃくちゃしんどいんです!!