子育て

【悩み】赤ちゃんがなんでも口に入れる理由は?

赤ちゃんってなんでも口に入れてしまうことがありますよね?

オモチャ・タオルのタグ・リモコン・自分の手足、気になるものはなんでも。

一生懸命にあぐあぐしている姿は、赤ちゃんらしいカワイイ姿でいつまでも見ていられます。

でも、なんで口に入れるのかな?いつまで続くのかな?

悪いことではないんですが、もし誤飲して喉に詰まらせたら危険です。

今回は、赤ちゃんがなんでも口に入れる理由赤ちゃんの安全確保を紹介していきます。

赤ちゃんがなんでも口に入れる理由

おチビ
おチビ
これな~に~?気になる~

こうなったらなにがなんでも口に入れて確認するまで気が済みません。
なんでこんなに頑なに入れたがるのか

こんな理由がありました。

確認するため

赤ちゃんは生後3~5ヵ月で視力0.04~0.08ぐらいしかありません。

黒・白・グレー・赤の色が認識できますが、ハッキリとは見えません。

こんな感じで輪郭がぼやけていて見えません。

赤ちゃんは視覚だけではなく、触覚・臭覚も未発達。

他で確認ができない分、発達が早い口の周りで赤ちゃんは確認をします。

これを『共感覚』といいます。

共感覚

硬い・柔らかい・熱い・冷たい・大きい・小さい
これらを判断すること
赤ちゃん特有の感覚で、成長していくと消えていきます。

哺乳反射の延長

産まれ持った反射行動の1つ『哺乳反射

この反射行動のおかげで赤ちゃんはミルクや母乳を飲むことができます。

お腹の中にいた時は栄養に困らなかったけど、外に出たら自力で栄養を確保しないといけないっていう人間のプログラムのようなものですかね?

「おっぱいが飲みたい」から吸うんじゃなくて、口になにか触れた→吸わなきゃ!っていうもはや本能に近いものかもしれません。

生きていくための大切な行動なんです。

この反射行動も、成長していくにつれて消えていきます。

歯茎がかゆい

個性なのでバラバラですが、生後3~9ヵ月頃に乳歯が生え始めます。

生え始めは、歯茎がムズムズするのか、噛んだりして違和感を紛らわしているみたいです。

なので、最近よく物を噛んだりしてるな~って感じたらもしかしたら歯が生え始めたのかもしれません。

赤ちゃんがなんでも口に入れる いつ頃からいつまで?

生後2~3ヵ月頃から手を口に入れて自分の手だと認識してきて、生後5~6ヵ月になるといろいろな物を入れたがるようになってきます。

ホコリ・オモチャ、床に落ちている物なら何でも口に入れてしまう時期が6~11ヵ月、この時期は誤飲の発生率が高くなっています。

この頃になると、ハイハイができる子が増えてきて行動範囲がグンと増えることから、今まで行けなかった所の物も手が届いてしまって、誤飲が増えてしまいます。

じゃあいつまで続くのかな?

3歳頃には、口に入れてはいけない物の判別がつくようになってきます。

でも、誤飲事故は6歳まで多くみられます。
ということは、6歳ぐらいまではなんでも口に入れてしまうことになります。

やめさす方がいいの?

誤飲事故があるからと無理にやめさすのはあまり良くないと思います。

赤ちゃんが口に入れるのは1種の『脳トレ』みたいなものです。

口に入れることで、噛んだり舐めたりすることで刺激を与え脳を活性化させたり、手先の器用さの上達にも役立ちます。

無理にやめさせることなく、見守りながら赤ちゃんのやりたいようにさしてあげることが成長に繋がります。

赤ちゃんの安全確保

赤ちゃんにとっては、これが何なのか確かめるための特別な行動の1つ
誤飲が怖いからといって無理にやめさせる必要はありません。

ママパパがやるべき事は、『片付け』です。

部屋の片付け

赤ちゃんによって成長スピードは違いますが、早い子で生後4ヵ月、平均で生後6ヵ月頃からハイハイします。

そうなると、一気に行動範囲が増えるので部屋を片付けて危険をなくしましょう。

いきなり片付けって言われても無理なんで、赤ちゃんが産まれる前にある程度片付けておいた方がいいですね。

危ない物は手の届かない所へ

さて、片付けもできたしこれでOK!って思うでしょ?
そうはいかないのが赤ちゃん、すぐにまた違う危険を見つけてくるんです。

床にはなにもないって分かると、次の標的は引き出しに移るんです。

テレビ台のDVD収納・赤ちゃん用品入れてるカラーボックスの引き出し・キッチン、開けれる所があればどこでも。

届かないって思っていたテーブルの上なんかも危険です。

大事なものは、鍵付きの所にしまう・絶対に届かない高い場所に置く

赤ちゃんって予測不能なことばっかりしてくれるので、危険なものは一切置かないのが1番!

あくまで目安ですが
誤飲する恐れのある大きさは直径4cm以下
トイレットペーパーの芯に通るぐらいのサイズです。
リップのフタ・ピアスなど装飾品・小銭・電池・ボタンなど

安全なオモチャ選び

なにを誤飲するか分からない赤ちゃん

飲み込まないかハラハラ心配しながら見守る前に、オモチャを選ぶ段階で安全な物を選ぶのが1番。

小さい部品が付いてるもの
簡単に取り外しのできないもの
丸くてツルツルしたもの

どんなオモチャがいいかはコチラを参考にどうぞ

【知育おもちゃ】お米のつみき いろどり赤ちゃんに安心安全なオモチャで遊んでもらいたい。 でも、オモチャって使っているうちに塗装が剥がれたり、誤飲が怖いですよね。 ...

まとめ

口に入れ始めるのは生後5~6ヵ月、とりあえずの終わりの目安は6歳まで

危険な物は、絶対に手の届かない所に保管

直径4cmの物は要注意

リモコンなどボタンが取れる可能性があるものも要注意

これを注意していれば、とりあえずは危険を回避できるんじゃないでしょうか。

ですが、どこに危険があるか分からないので目を離さないであげて下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました!
この記事が皆さんの参考になったら幸いです。