夜だけ断乳って聞いてちょっと抵抗を感じる人もいるはず。
今まで貰えてたものが貰えなくなるのは可哀想と感じると思いますが、これは子供のためでもあるんです。
夜だけ断乳を完遂した今やって良かったと実感しています。
今回は
断乳を決心した理由と夜だけ断乳の成功法を紹介していきます。
夜だけ断乳の進め方 断乳を決心した理由

私は断乳は考えていませんでした。
自分から自然といらないと言うまであげるつもりだったからです。
とある調査では、平均で1歳4か月で母乳・ミルク育児は終了すると言われています。
あくまでも平均なので早い子は10ヶ月まで、遅い子は4歳過ぎでも飲んでる子もいます。
夜まとめて寝てくれない
夜だけ断乳を始める前は添い乳で寝かしつけていました。
ママは寝たままだし、おチビは咥えているだけで寝てくれるので楽なのを理由にずっと続けていました。
添い乳で覚悟はしていましたが、夜頻繁に起きるのでまとまって寝ると言うことがほぼ2年間皆無でした。
そのせいもあってか、昼寝も3時間以上だったりママの寝不足も深刻な問題でした。
2人目3人目を考えている
産後1年8ヶ月、生理がきませんでした。
その間は深く考えていなかったんですが、再開してからは2人目が欲しいと考えるようになってきました。
そう考えた時に、もし切迫とかで入院したら?お腹が大きくなってきたら?他にもいろいろ考えても添い乳ではやっていけないと感じました。
ママの体が限界
寝不足・乳首を噛まれる・吸われるのが気持ち悪い
ママの体が悲鳴をあげて「もう吸われたくない...」と思った時が「夜だけ断乳」を始めるタイミング。
吸われるのが気持ち悪い・不愉快と思うのは母親失格なんて思う人がいると思いますがそんなことありません。
不快性射乳反射(D-MER/ディーマー)
病気や産後うつとは別物で、生理的な現象でママの意志とは関係なく起こってしまいます。
預けることができない
しっかり挨拶ができる
1人で靴を履ける・お着替えができる
ひとりでトイレに行ける
歯磨きができる
など保育園・幼稚園に入園するにあたって、最低限マスターしておいた方がいいリストがありました。
そこには断乳・卒乳に関してはなんの記載もありませんでした。
ただ、実際に通っているママさんたちに聞いてみると
「お昼寝の時に泣きっぱなしで保育士が1人付きっきりなんです。」
「お昼ご飯をあんまり食べてくれなくて...」
と、卒乳・断乳を促すようなチクッとしたことを言われたこともあるママさんもいるみたいです。
それ以外にも、夜に記念日なんかでお出かけする時にバァバに預けようにもパイ恋しさにギャン泣きなんてことにも...。
ですが、卒乳・断乳に期限も約束もありません。
子供とママの意志を尊重して、まずは夜だけ断乳をしていくのも手です。
薬を飲むことができない
これに関しては私個人はさほど不便を感じることはありませんでした。
ただ、頭痛や生理痛が思いのほか重い時なんかに薬が飲めないのはつらく感じました。
婦人科で受診すれば妊娠・授乳中でも飲める薬を処方してもらえますが、しんどい時に病院に行くのもひと苦労なので夜だけでも飲めるように「夜だけ断乳」しておくと融通が利きます。
夜だけ断乳の進め方 成功させる方法
「成功させる秘訣が知りたい!」
そう思う人は多いですよね。
結論をいうと根性・気力・鋼のメンタルが必要です。
やると決めたら覚悟を決める

断乳ということは、子供の安心材料を1つ無くすということです。
事前にバイバイする日を決めて教えていても簡単には割り切れません。
1日でやめれる子もいれば3日以上かかる子もいます。
初日はもちろん、最低3日は泣いてすがってくると覚悟してください。
長い激闘のすえ寝かしつけに成功、にもかかわらず2~3時間で起きてしまった...。
ここで重要なのが、起きても泣いても授乳しない!
苦労して寝かしつけたのに短時間で起きてしまうと心が折れると思いますが、ここで折れてはいけません。
夜だけ断乳を成功させる秘訣は「いかに心を鬼にできるか」です。
パパと寝てもらう
個人差はありますが、「ママ以外の人と寝る」も効果的!
夜だけ断乳を始めて3日目、毎晩泣くおチビに疲労困憊でプッツン・・・ときてその日はパパと2人で寝てもらうことにしました。
久しぶりの1人のベッド、開放感と大丈夫だろうかという複雑な気持ちでした。
そんな心配をよそに、いつも1時間以上かかっていた寝かしつけもパパなら20分ほどで完了。
あの苦労はなんだったんだーーーー!!
2日ほどパパにお願いしてそのあとママも一緒に寝るようになりましたが、朝まで1度も起きることなくぐっすり寝てくれるようになりました。
【結論】
ママがいなけりゃ諦めがつく、です。
ナイトルーティーンを決める
寝かしつけをするなら寝る前からの習慣をつけないといけません。
不規則な生活をしていると、子供だって寝るタイミングが分かりません。
早く寝てもらうにはルーティーンを作ってあげるのがベストです。
- ある日のナイトルーティーン
18:00 晩御飯
19:00
~19:30 お風呂(寝る1時間前がベスト!)
20:00
~20:30 布団に入る(照明は保安灯か慣れてきたら真っ暗に)
21:30頃 就寝
パイ以外の飲み物の用意
寝る時にパイをご所望するのは、甘えたい気持ちのほかに喉が渇いているのもあるかも。
「本当はNG!寝る前習慣」
水を飲むのはかえって尿意で目を覚ますことになります。
なんて記事を見たんですが、喉が渇いたままじゃ子供も寝てくれないので寝る所にストローマグを持って行ってパイの代わりに飲ませてあげると寝てくれます。
最初はパイ>お茶ですが、慣れてもらうしかありません。
慣れてくるとお茶は飲まなないで「マグを持って行ったら寝る」という習慣になってすんなり寝てくれるようになります。
夜だけ断乳の進め方 まとめ
- 始めると決意したなら曲げない精神力が大事
- 泣いても動じない鋼のメンタルを身に付ける
- 1人で抱え込まずにパパに託すのも子育て
- こんだけ言ってきたけど無理にやめる必要はない
断乳・卒乳に期限や約束はない
ママの精神力・体力が限界なら無理に始めることもないし、急を要することもないなら子供が自然と離れる「卒乳」を待つのもなんの問題もありません。
自分が納得する方法を選んでください。