梅雨~つゆ・ばいう~
なんで梅雨って言うの?
名前の由来は諸説あるんですが、代表的なのが中国で生まれた
5月下旬~7月下旬ぐらいのぐずついた天気と長雨がちょうど梅の実が熟す時期と重なることから、「梅の実が熟す頃に降る雨」=梅雨
というのが有力らしいですね。ちなみに、この場合「つゆ」じゃなくて「ばいう」と読みます。
他にも、「黴(カビ)が生えやすくなる季節の雨」=黴雨(ばいう)とも言います。
(ばい菌のばいもこの黴(カビ)を音読みにしたものです。)
ただ、カビって言葉を聞いてイメージは良くないのでよね?なので同じ読み方の「梅」をあてるようになったらしいです。
日本では
中国由来は「ばいう」、じゃあなんで日本では「つゆ」って言うの?
それは昔の人が語呂合わせが好きだったかららしいです。
- 梅が熟して潰れる時期と重なり、昔は「つぶれる」ということを「潰ゆ」と書いて「つゆ」と発音したから
- 草木につく【露】(つゆ)から連想したとか
諸説ありますが実のところ梅雨の正確な由来って分からないんです、でも梅雨の時期にある自然のことを表していることが多いですね。
他にもいろいろな由来があるみたいなので興味がある人は調べてみては?
カビ対策に食中毒対策
前置きが長くなりましたが本題はここから。
この時期とにかくカビカビカビカビ...!!
至るところにカビが生えてきよるんですよ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
カビのまったくない家なんてない!と言っても過言ではありません。
カビが生えやすい最適環境が気温28℃前後・湿度80%なんです。
じゃあなるべくカビが生えないように気を付けたいことは?ちょこっとまとめてみました。
子育て
まだ小さい子供さんがいるご家庭は特に気を付けたいですね:;(∩´﹏`∩);:
カビを放置しているとアレルギーや肺炎といった病気の原因になってしまいます。
対策としては、換気です!
梅雨の時期だとなかなかできないでしょうが天気のいい日は窓を開けて換気して湿気がこもらないようにしましょう。
もし窓を開けることが出来ない場合はエアコンを活用しましょう。
メーカーによって違いますがパナソニックなら冷房除湿で湿度管理しましょう。
部屋に湿度計を置いて湿度を60%前後に維持すればカビ対策になりますよ♪
(空気清浄機とかでもあればいいんですがうちにはそんなもの置いてないので...)
生活
生やさないのが1番ですがなかなか難しいですよね...。そんな時必要なのはスピード!!
カビを見つけたら放置なんてしないですぐ掃除!
梅雨の時期だけでもめんどくさいですが毎日掃除するようにした方がいいです。
カビが生えやすい場所と言えば
お風呂場・キッチンの水回り・窓・洗濯機など水分があればどこでも発生します。
共通して行う対策は水分を残さないこと!
水分が残るということはカビの好物の湿気が残るということ。
- お風呂上りは換気扇をまわして水切りワイパーで水を切る
- 水回りや窓の水分はしっかり拭き取る
- 洗濯が終わってもすぐにフタは閉めないで開けて湿気を飛ばす
ポイントをしっかり押さえておけば本格的な梅雨が始まる前に対策ができますね!
食べ物
この時期から気を付けないといけないのが食中毒!!
主な症状は下痢・吐き気・嘔吐・腹痛・発熱など
梅雨の時期、高温多湿を好む細菌が増えることで食中毒の発生が多くなります。
基本的には加熱すれば菌は死滅します。(完全に死滅はしません。)
しかし、加熱しても簡単に死なない熱に強い菌もいることも覚えておかないといけません。
じゃあどうすれば防げるの?
- ごみ捨て・帰宅後やトイレ後、調理前の手洗いの徹底
- 手拭きタオルをこまめに交換する、ペーパータオルの使用
- 60℃以上で中までしっかり加熱調理する
- 調理した物は常温で放置せず、作り置きもしないでなるべく早く食べきる
- 使用した包丁、まな板、調理器具、スポンジの洗浄と熱湯消毒
大体の菌はこれで死滅し食中毒のリスクも低くなりますが、菌によっては耐熱性の高い菌もいることを忘れてはいけません。
菌によって特徴が違うので1つの方法で完璧に食中毒を防ぐことはほぼ不可能です。
どんな菌にも効果のある対策をするしか方法はありません、まずは手洗いの徹底から始めていきましょう。
まとめ
気を付けることは
高温多湿のじめじめした梅雨の季節、カビや菌によるいろいろなリスクと闘いながら生活しないといけません。
紹介した以外にもたくさん対策方法はあるので色々試してくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
また機会があればほかの記事も読んで下さいね(*´▽`*)